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グレゴリオ暦を使い始める前の140年前の日本人は、日の出の時に太陽に向かって柏手を打って農業というのは、虫を見て、草を見て、次の日天気がどうなるかを知り、そして時に祈る。収穫できたら、それは大地のおかげであり、太陽のおかげであり、すべてと繋がっているという、つまり本当の意味の感謝ということを感じて、収穫祭をしたわけです。芸能の元となる、歌とか踊りとか、そして、「祭り」はそういう自然への「感謝」という精神風土のなかで生まれた。



ところが、農薬や化学肥料で農業をするようになると、収穫できた時、人は今年の化学肥料が良かったと思ってしまう。太陽や大地や微生物や虫のおかげで作物ができたということを忘れてしまう。そして、すべてがつながっているという感謝の気持ちがなくなり、祭りから魂が消え、祭りが観光になってしまった。
 

農業をしていて、感じるべきことは、大地や太陽や空気や、すべての自然と繋がっているという実感をもつことだと思います。すべてのものが繋がって初めて収穫できた。そういう認識に立って、神社などで感謝祭という「祭り」をした。
 

その時に歌って、踊って、村全体が精神的なバランスを取っていた。しかもそれが、一年の収穫という自然のダイナミズムの中で行われていた。ある意味では宇宙のリズムにそって、芸術がなされていた。自然のリズムのなかで、そして社会の機能の中で、「祭り」は村全体の精神的高揚をもたらし、精神のバランスを保つ機能をもっていた。


すべてがつながっているということを感じること。


つまり、一輪の花を見ても、宇宙を知ることができる。文学者や詩人のように。本当は、ほとんどすべての人がそんな風に生きていた。万葉集の時代から、日本人は月を見て、花を見て、雪を見て、そういう詩を作っていたわけです。それは風流でやっているのでなくて、それが生活なのです。それが、この地球上で、生きるということなのです。


TIME IS NOT MONEY. TIME IS ART.


もし、本来の「祭り」が、村全体の精神を高揚させ、人々の意識を変容させるものであり、そのために、芸能が育まれ、芸術が生まれたのなら。――今、祭りの魂をもったアーチスト達が本気で、仲間の精神が高揚したり、人々の意識を変える、そんな空間を、「祭り」として、創り出してもいいはずだ。精神的なものと物質的なものとの循環が、本来の「祭り」の役目です。


ただ現在の日本社会というのがこの芸術の役割、「祭り」のソーシャルサポートとしての役割、たとえば、精神的な感動が人を癒すことが出来るということを全く理解していない社会。心と体を分離してしまった社会だから、そんなことを信じてない。

それを変えましょう。

この「時間をはずした日の祭り」で。

人の意識を変えましょう。芸術の意味、音楽の意味、その地球的な意味、宇宙的な意味、そういうことを理解していく社会を生み出すことによって、21世紀の日本の再生が、地球の再生が見えます。ソーシャルサポートとして、いや、地球の進化のために、祭りがある、芸術がある、芸能がある。その事実を取り戻す、銀河と同期する「祭り」をアーチストが、人々が、意識して、創りだすべき時だと思います。

7月25日、「銀河と地球と人間の精神が連動する祭り」を。そして、細胞のように増殖してゆく「祭り」に。
 

自然に、無理をせず、人の心の中にある「祭り」の魂に呼び掛け合うもの。人から人へ、自然に広がり、魂が結びつく。そんな結びつきが、地球上に広がること。それを、一人一人が具体的にビジョンとしてもてること。それが、「時間をはずした日」の祭りの目的です。

この「祭り」で自ら濃厚な空間を作ったアーチストは、きっと、コンサート(つまり「祭り」)をやる時に、「時」と「場所」を意識するようになる。濃厚な空間をつくるために、人々の意識を高める瞬間をつくるために、自分の音楽的なテクニック以上に何が必要かを感じ、考え始める。
 

そして、この「祭り」に参加し、アーチスト達と一緒に精神が高揚した人々は、ただそれを受容するだけでなく、そういう芸術による意識の変容を求め始める。その時、観客が、芸術の意味をもう一度、感じ始め、人々が、精神と現象の循環を求め始める事にならないでしょうか?

 

なぜ、祭りが、祭りの魂を失い、観光になってしまったのか? 
人々が生活の中の「自然のリズム」を失ったから。

地球を「祭り」の魂によって、包むのです。この地球全体のビジョンを見ることによって、アーチスト自身の意識が変わる事によって、音楽シーンから、地球が銀河と同期することが予測できます。芸術のもつ意味を人々が、地球レベルで、そして、見えない銀河レベルで、感じ始めるのが見えませんか?

本来の、伝統的な祭りを構成する人々の意識も変わり、「祭り」が観光から、魂のこもったものとして復活する足音が新しい時代の「お神楽」と一緒に聞こえてきませんか?

もし、この「祭り」が続くなら、この「祭り」への思いが広がっていくなら、2013年7月25日は、1億3000万人の日本人に影響を与える祭りになるはずです。そして、70億人の地球のすべての人々に影響を与えることになります。

一人一人の中に生まれた「祭り」の魂が広がるのを感じながら、ゆったりと、自然の中で、宇宙の動きの中で生き始めてみませんか。
 

もし、この「祭り」で人々が覚え始めた感覚から地球のための「祈り」が生まれたら。、すべての「祭り」が、今までの観光のための祭りではなく、新しい地球のための「祈り」のセレモニーに、「祭り」が生まれかわったなら。地球規模の環境汚染が加速度的に進んでいるこの時代に、この「祭り」に、この「祭り」を生み出す人々の意識の変化に、大きな意味を感じずにはいられません。

人類史上かってなかった交信が、日本から生まれるかもしれない。ひとつひとつの「祭り」から、銀河と同期するための周波数を変えるエネルギーが生まれます。自然のリズムのダイナミズムのなかで、精神と現象を循環させ、意識変革を恒常的にもたらす「祭り」が、ガイアとしての地球、ひとつの生命体としての地球をいきづかせることを感じます。それを、ご一緒に感じられることを希望します。


 

2013年7月25日、時間をはずした日に
祭りを生み出しましょう!!

芸術による「祭り」と「祈り」で、地球を包みましょう!!

そんな「祭り」をやろうという「気」が生まれたら、共感を覚えたら、

7月25日に、祭りを!!
 

10人集められる人は10人。

100人集められる人は100人。
1000人集められる人は1000人。
 

自然な感情のなかで、無理することなく、コンサートを。イベントを。祈りを。

つまり、精神を高揚させる「祭り」を。生み出してみませんか?

7月25日に、どこで、何をやるのかを教えて下さい。
 

本来の祭りの魂を取り戻すために、精神が高揚する空間をつくり、どこで、誰が、どういう祭りをしているかをお互い知り、感じ合い、イマジネーションによって、人間の意識によって、ガイア(地球生命)を活性化させようという呼びかけです。

これが、「時間をはずした日」の祭りの枠組みです。
 

あなた自身は、濃厚な空間をつくり、そこで、人々の意識を高揚させる事に全力をあげ、そして、多くの人々が、同じ思いで濃厚な空間と、三次元の「時間」をはずし、高次元の時間とつながる瞬間を創っている事を感じて繋がる。意識が高まった仲間や観客の人々にも、地球上の様々なところで三次元の「時間をはずす」瞬間が生まれていることを伝え、共有できるようにしてみませんか。そして、地球上の様々なところで生まれる三次元の「時間」をはずし、高次元の時間とつながる瞬間に、高揚した魂と魂が繋がっていくのを感じあいたいと思います。
 

(プロデューサー 柳瀬 宏秀)

時間をはずした日の祭り WEBページ 
http://cosmic-diary.jp/cn14/thedayoutoftime.html

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